書いてたらいろんな方向へ広がったので
目次:
・ノープロブレムとは
・しなやかな軸を保つ
・カリスマ性について
・焦りで失うものと時間軸
これは本日水曜日のレッスンのとあるパートで私が
「ノープロブレム!」
と言うパートがあって、それをノープロブレムのパートと名付けられました😁
何がノープロブレムかというと、その振付の作り上、次のシミーに入るのがワンテンポ遅れてしまうの。なのでシミーに入ったときには、そのフレーズの「1」より少し遅れることがほとんどなんだけど、それを
「ノープロブレム!問題無し」
と私は言います。
それより、ここで一番学んで欲しいことは、その焦りに飲み込まれて瞬時に
呼吸を止めて
必要以上の力を込めて
強ばった顔で踊る
のをやめて行きましょう。
それを無意識にやっている自分に気づいて行きましょう、ということです。
こういうときに踊り手の質があからさまになります。他はどうにか振付をきれいに踊っていても、こういう時に瞬時に出てしまいます。
音は待ってくれない、だけれども私たちは
呼吸を流れさせ続け
必要な「だけ」の力を使って
自分のやっていることに気づいた状態
自分と繋がった状態
で踊っていきます。
これはこの水曜日のこの曲だけではなく、どの踊りにでも言えること。
そして言い換えれば、
外側で起こっていることにいちいち反応して、自分を失い、巻き込まれていかないということです。
これは普段の生活の中でも、人生の中でも言えることだと思います。
自分の軸を持ち、外側に軸を持って行かれないということです。
そしてその軸はとても「しなやかなもの」である方がいいですよね。
「硬いもの」だとポキっと折れてしまいます。
たとえば、コロナで世の中大変~😱
怖いー、コロナだから何も楽しいこと出来ないし、去年から世の中変わって不幸だわ〜。
と自分の外側で起こっていることにいちいち反応して、それに軸を持って行かれ振り回されてたらそれはそれは不幸ですが、ここにいる自分の本質は変わることなく、毎日美味しいご飯は食べれるし、踊れるし、太陽は暖かくて、緑は美しい、と気づけたら幸せです。
必要であれば、状況に応じてしなやかに変化していけばノープロブレム!です。
日々の少々感情を揺さぶられるような出来事の中でもそうですね。
さっき思いついたいい言葉✨
(いや誰かから聞いたのかも、習ったのかもしれないw)
台風の目になろう
台風の外側のグルグルの中にいると暴風で大変なんだけど、台風の目の周辺はとても穏やかなんだよね🍀
そしてもう一度踊りの話に戻ります。
最初の、音楽より少し遅れていても、自分は穏やかさを保って踊るということを身につけると、踊り手としてワンランクアップするのと同時に、この前レッスンでもお話ししたのですが、こういう時に私はその踊り手のカリスマを感じます。
全然周りに振り回されない姿勢
音楽を手なずけてる感
全てを自分のコントロール下に置いている
(呼吸も乱さない、ここに必要な力がどれだけかちゃんと分かっている、よって自分の体も呼吸もしっかりコントロールできている)
そんな佇まいはカリスマ性があります。
もう一つ、「音楽より少し遅れても」と書きましたが、その遅れてる音楽分は失っているというニュアンスよりかは、どの瞬間も大切に聞いて踊っているからどの瞬間も失っていません。
それよりも、もしここで焦ってしまうと、それは失っています。
何を?
「今」をです。
焦りは時間軸で考えると、未来に行っています。
「今ここ」ではなく少し先へ。
先回りして不安を感じているのです。
面白いですね。
書いてると色々と紐づけられていきます。
ここ最近のヨガ哲学の学びをアウトプットしていきますよ。
なので、最近はよく
「踊りのギフト」
踊りによってもたらされる、様々な有益な人生のヒントがあるなと考えるのです。
一般的に考えられるような、身体表現でもあるし、肉体のトレーニングでもあるのだけど、意識的であるともっともっと踊ることでもたらされる人生を豊かにするヒントが沢山詰まっているのです。
この件に関してはまた考えがまとまったら書きます。
とりあえず今日のまとめとしては
平静を保ち、ノープロブレム!と唱えよう😁😁😁