Emaのブログ

広島・東広島でオリエンタルベリーダンス レッスン開催してます。ホームページはraks-ema.com

視覚にフィルターをかける?その①

前回の記事の最後に、パフォーマンス中にあまり視覚をクリアにしておくと踊りの邪魔になることがあります。

 

と書きました。

これがどういうことか今日は書いていきたいと思います。

 

私は昔はよくパフォーマンス中に、比較的大きなステージでも、知り合いがどこに座っているのかすぐ見つけられてました。

 

県外などに行くと客席は知らない人がほとんどで、その中に知り合いが中央とか、割と後方に座っていてもすぐに見つけることが出来ていたのです。

 

とても視覚がクリアで、ステージから近いところに座ってる人は表情までしっかりと見えた状態でパフォーマンスしていました。

 

そのメリットとして、もし県外や海外などアウェイな状況で踊っている場合は知り合いの顔が見えるとほっとしますよね、安心感もあります。

 

しかし、デメリットとして、あまり視覚をクリアにしておくと、あまり楽しそうでない人の表情が見えたり、携帯電話を触っている人が見えたりすると、

 

「私の踊りつまんないのかな・・・」

 

などという不安の材料になってしまいます。

 

そんな思考がパフォーマンスの最中によぎってしまうと最悪です。

思考は暴走族。そこからグルグルと思考の暴走の罠にハマってしまいかねません。そうなってしまうともう、「心ここにあらず」みたいな状態になってしまい終了・・・ってイヤじゃない。

 

思考はいいパフォーマンスの最大の敵(by Ema)です。

 

その様な状態はSultanahやフロー、ゾーンの境地とは真逆の状態です。

 

先日ハフラが終わって、ある生徒さんがコロナ禍でお客さんがみんなマスクをつけているので表情が見えないからなんだか変な感じだったと言っていました。

 

楽しんでニコニコ笑って見てくれてるお客さんの表情はパフォーマーとしてとても勇気付けられるし、エネルギーをいただけます。

 

しかしその反面、今の状況だとマスクは必須なので表情が見えないと、やはり先ほどの様な不安な気持ちが湧き出てくる可能性があります。

 

ですので最初に戻ると、

「視覚をクリアにしておくとパフォーマンスの邪魔になることがあります」

なのです。

 

では、どうしたらいいのでしょうか。

 

私は先ほども触れた様に昔はとても視覚がクリアな状態で踊っていましたが、ある時(数年前)から気づいたら、そういうのがなくなっていたなと。

 

客席のどこに、誰が、座っていてとかが分からなくなったのです。(ステージ近くの人は流石に分かりますが)

覚えてないし、意識もすることがなくなったのです。

 

また次回そのお話を書きます。

(最近この手法でちょっとずつちょっとずつでごめんなさい。しかし気に入っています。一気に書こうと思うと足が遠のくし、こうやって少し続きに触れておくと続きを書かなきゃ!!という気持ちにもなりますし、書いてる途中にいろんなヒラメキなどもあるので、そこからどんどん紐付けしていくと色々と書けるの。)

 

そして今日の最後に、先ほど触れた

「あまり楽しそうでない人、携帯電話を触っている人」

がステージから見えた時の対処法として、

 

それと自分とを紐付けないということが大切です。

 

その原因が

「自分のパフォーマンスがつまらないからかな」

と自分自身と紐付けないのが大切です。

 

「それはその人の問題である」と捉え、自分とは切り離して考えること。

 

楽しくないのはその人の人生の問題で私とは関係のないことです。

 

これは普段の生活の心得としても大切だと思います。不機嫌な人と出会ったりすることがあるけど、私のせいかな?などと考えずに、それはその人の人生の問題だと自分自身と切り離すことで巻き込まれないでいられます。

 

あと、もう一つ

楽しそうでない人も内側ではそごく感動していることもよくあります😁