アップしました😊
いよいよ2021年最後の月です
踊り納めましょう🌟
こちらは前回の記事の続きになります。
私の学んだことや経験から「受動的注意集中」状態に入る鍵をお伝えしていきたいと思います。
まずとてもシンプルな言葉でお伝えすると、
意識を外側ではなく内側に使っていく
ということが大切になります。
自分の体から無意識にならない
体の中から空っぽ、お留守にならない
呼吸に気づいている
内側に意識を満たしておく
正に以前手書きの絵で書いたこの様なことです。NOWの方です。
この反対の状態はどういうことかというと、
頭の中で忙しくいろんなことを考えている状態です。
頭で考える大抵のことは「過去か未来」のことや「妄想」です。
そして、そこから紐付けされて、またいろんな妄想劇場のドラマが頭の中で繰り広げられます。
もちろん仕事のことなど、しっかりと考えることが必要なことがある場合もあると思いますが、その際はそれをちゃんと意識的に行なっていればいいのです。ここで問題なのは、無意識に色んなおしゃべりが頭の中で繰り広げられている状態です。
その考えている状態ではなく、「感じる」ということが受動的注意集中状態の鍵です。
自分の体、呼吸を感じている時間を日常の中で増やしていきます。
仕事中もできるだけ。
そして自分の体の中に意識を満たした状態で踊りの練習するのです。他の人がどうとか気にしている場合ではありません。他の誰かを気にしている状態は意識が外側にいってしまってます。
自分の体から無意識にならずに、意識的に全てをおこなっていくのです。呼吸からも無意識になりません。
そしてもう1つ、私たちが踊るうえでとても大切なことが「音楽を聴く」ということです。
その「聴く」という状態で、私は踊っている時この「受動的集中状態」をかなり作っているます。
でも、普段私たちは「見る」のもそうですが「聴く」ことも、自分でそうしたい対象を選んでその対象だけにその五感を使っています。
そうではなくて、例えば今これを読んでいる皆さんがどういう環境にいるかは分かりませんが、3回ほど深呼吸をして、聞こえてくる全ての音に耳を傾けてください。
近くで、そして遠くからも色んな音が聞こえてくると思います。
今のその状態こそが「受動的注意集中」の状態です🌟
頭の中も静かだったと思います。
その頭の中のおしゃべりがない状態で、音を受け取っていく。
自分が意図した対象の音だけに自分が向かって聞きにいくという状態ではありません。それは能動的に聴覚を使っている状態です。
そうではなく、頭の中は静かに、音楽を受け取っていく。
音楽もしっかりと聴くと様々なレイヤーがあることに驚かされます。一番表面に出ていきている音から、深い層までしっかり聴くと今までと違った感覚になるかもしれません。
これを踏まえて考えると、視覚の変化についても全く驚きませんね。
能動的に視覚を使う状態だと見えるのは、自分がその対象を選んで見に行ってるから見えるのです。受動的に、目の前に広がるものを受け取るという視覚の使い方だと、全体が視覚の中に入っているという状態で、見に行くという意識ではないので、踊っている時も何かが(退屈そうなお客さんの表情など)踊りの邪魔になったりすることはありません。
もし見えたとしても、内側に意識を保っていれば気になることはありません。
そこで、内側にあった軸を外側に持っていかれると、頭の中のおしゃべりや妄想劇場が始まってしまうのです。
そういう意味で、上達には肉体的なものだけではなく、意識のトレーニングをする必要があるのです。なぜなら私たちの意識はトレーニングしないと、いとも簡単にあちらこちらに彷徨ってしまうからです。
本日のまとめ
意識を外側ではなく内側に使っていく
自分の体から無意識にならない
体を空っぽ、お留守にならない
呼吸に気づいている
内側に意識を満たしておく
考えるのではなく「感じる」
頭の中は静かに音楽を受け取っていく
日常生活の中や日々の練習の中でできるだけそんな時間を増やすことを心がけると、私の経験上、本番でもその集中状態に入ることができます🍀
以前こんな記事も書いていました。
先日の記事で、集中には2つの種類があると書きましたが、今日はそれについて書いていきたいと思います。
1つ目は「能動的注意集中」
この集中状態は、私の感覚でいうと、自分でやる気を奮い立たせて「やるぞー、頑張るぞー」と集中させている状態です。
例えば、何か結果が欲しくて、それに自分が向かってる頑張って集中状態を作っています。
試験勉強や、仕事などやむ終えず集中状態を作る必要がある時など。
この集中状態は、緊張感を持っている状態なので、疲れるし、長い時間は続きません。
2つ目は「受動的注意集中」
この集中状態は「フロー」の状態に近いのではないかと、個人的には感じます。
とてもリラックスして、尚且つ集中しています。
好きなこととかに夢中になっていて気付いたら、かなり時間が経ってた!なんて経験は誰もがあるのではないでしょうか?
そして少し前に、私のパフォーマンス時の視覚の変化について書いたのですが、ヨガ関連の学びのなかでこの集中状態について学んだのですが、この状態になると視覚はその様になるとありました。なので、点と点が繋がりました。
要するに1つ目の「能動的注意集中」の状態だと、見えるのです。
昔の私は客席の隅々まで視覚がかなりクリアな状態で踊ってました。と以前書きました。
これは、私は本番だ!やるぞ!集中して頑張ろー!と
「能動的注意集中」の状態で踊っていたのです。
しかしヨガを始めてある時から気付いたら、見えなくなっていました。
踊っている最中の集中状態が「受動的注意集中」に切り替わったのです。
では、私たちは踊りを踊るうえでどちらの集中状態が望ましいのでしょう?
答えは2つ目の「受動的注意集中」です。
そりゃあ、リラックスしてて、尚且つ夢中になっていられる状態ですから。1つ目の「能動的注意集中」状態は集中はしているものの、緊張感もあるので、ステージに立っていざ本番!という時に本領を発揮しづらいという点もあります。
踊る時だけでなく、仕事をするときでも、こちらの集中に入れたらいいかと思います。
1つ目の「能動的注意集中」はエネルギー消費的
2つ目の「受動的注意集中」はエネルギー蓄積的
しかし、「能動的注意集中」は自分で注意を向け、意思でコントロールできるのに対し、
「受動的注意集中」は受動的なだけに自分の意思ややる気で集中している状態ではありません。
この集中状態は自ら起こしているのではなく、「そうなっている状態」という方が合っているのかもしれません。
ヨガの学びからの一部をシェアすると、
考えるのではなく感じる
観察者の視点で気づいている
というのはキーワード。
私は自分の体感で受動的注意集中の状態がわかるのですが、次回のブログで日々の過ごし方や、踊りの練習の時のアドバイスを書いていきたいと思います。
来週19日から金曜日新曲に入ります🌟
なかなか通常レッスンには登場しないハリージを踊っていきます。
ハリージやりたい方は他のクラスからもウェルカムです。
今月月謝でお支払いの方は+5000円です(19日、26日分)。
他のクラスを月謝でお支払い以外の方はお問い合わせください。
Hussein Al Jasmi😍
モタレブ❤️
ロマンティックハリージ
って感じかな。
ハリージって髪を振り回して踊っていくというイメージが多くの人の中にあるかもしれないけれど、多分そんなには振らないかな。
ハリージは内側のムーブメント(感情的、肉体的な)を外側にどれだけ溢れさせられるかが大切かなと思います。それは、どの踊りでも共通だけどハリージは外側の動きがシンプルなだけに(沢山の動きがない)それが大切な気がします。
背骨周り&頭頂までとにかくよく動かすので、私はハリージを踊るのはとても気持ちよく大好きです。
ヨガ的にいうと、いい方向性で動けているとすべてのチャクラを刺激していきます。なので結構ハリージ踊ってるとすぐフワーッ✨とSultanahに入れます。そして元気になります🤩
でもやっぱり、感情的&肉体的なブロックがどこかにあると流れを止めてしまうので、それに気づきその何かブロックを外すことも流れを止めないためには大切かなと思います。
この曲は19日にスタートして、来月4回と計6回今年いっぱいで終わりにします。
そして来年からのチェンジですが、
今年いっぱいで金曜日の夜の中上級クラスを閉じます。
そして来年から今の水曜日の初級クラスが中上級クラスになり、今の水曜日のメンバーと一緒にレッスンを行っていきます。
それだけ、水曜日の初級クラスのメンバーたちがすくすくと成長したのです🍃
(初級と呼ぶには随分と前から結構難易度の高いことをしていましたが)
みんなの絶え間ない努力と情熱をありがとう❣️もちろんそれはどのクラスのみんなも同じです🙌
そして、水曜日の夜の1クラスではきっと人が多すぎる気がするので、金曜日のお昼間にも1つ中上級クラスを作ってみようと思います。しばらく様子を見てそんなに必要なさそうなら水曜日の夜1つに絞ろうかなと思います。
どこか寂しい気もしますが、変化していくことは新たな流れに入っていくために必要なことかなと思うので、シンプルに楽しみでワクワクしています✨
2022年✨楽しみです
でもその前に残りの2021年も精一杯生きるぞ!
今月から振付作りの準備の数ヶ月間をこちらのクラスでは過ごしていきます。
今日も早速楽しかったです🌟
使っていった(いく)曲はこちらです。
来週はこちらも使います。